01モデルになるにはの最近のブログ記事
モデル事務所からのオーディションの連絡は通常FAXで入ってきます。
書かれていることは、例えば、
オーディションの名称(○○コレクション)
時間:18:00
場所(地図):○○ビル会議室
持ち物
・コンポジ6部
・黒パンプス
注意事項
・足見せ
といったことが書いてあります。
コンポジとは、モデルの写真や身長、スリーサイズが書かれた名刺代わりになるもので、オーディションには必須のものです。「足見せ」とは足が見える服装で来なさいということです。ファッションショーで大切なものは、モデルのスタイルとウォーキングなので、オーディションでは足がよく見えるミニスカートかショートパンツが必須です。
当日、オーディションの会場に行くと、部屋に入る前に受付があり、そこで事務所と名前を伝え、コンポジを6部渡します。ここで、番号札をもらうこともありますし、来た順番にポラロイドで写真を撮られることもあります。
オーディションの順番が来ると、モデルに対してウォーキングの指示が出されます。例えば、「ワンウォークで結構ですので、音楽を聴いて自由に歩き出してください。」とか「ツーウォーク歩いて、真ん中でターン入れて、ワンウォーク目とツーウォーク目は雰囲気変えてください。」と言われるので、その指示通りに歩きます。歩き出し位置から舞台の一番前まで行き、最初の位置まで帰ってくるとワンウォーク、2往復がツーウォークとなります。
オーディションによっては、モデルが一人一人見てもらえる場合もあれば、モデルの人数が多ければ3人がいっせいに歩く時もあります。また、待ってるモデル全員が見てる前で歩く時もあれば、順番に別室で歩く時もありです。受けるモデルの数が極端に多い時は、ワンウォークで、二人歩きですが、一番多いパターンはツーウォークを一人ずつです。
オーディションで自分の持ち時間はせいぜいBOOKを見てもらう時間と2ウォーク歩く間だけなので、ほんの3分程度です。この3分でモデルの仕事が取れるかどうか決まります。
モデル事務所に応募して、登録されたとなるといろいろなオーディションに出かけることになりますが、そのためには最低限揃えておかないといけないモデル用の7つ道具があります。
モデルのコンポジット
コンポジットとは、通称コンポジと呼ばれるモデルの名詞代わりになるものです。これに載せる写真には、必ず顔と、体型が両方分かるものが必要です。このほか、モデル名・身長・スリーサイズ・靴のサイズ・事務所の名前・Tel・Fax番号などが記載されています。
オーディションの前のモデルの書類選考は、このコンポジのみで行われることがほとんどです。コンポジに載せる写真選びは仕事が取れるかどうかをかなり左右することになるので慎重に選ぶ必要があります。
モデルのBOOK
モデルになるとBOOKと呼ばれる自分の写真集を作る必要があります。モデルの写真を入れるファイルは、それぞれのモデル事務所がロゴ入りの専用のBOOKを作っている場合もあれば、市販のものを代用しているところもあります。BOOKは、黒くて厚い外側で、中が守られているブック型や周囲をジップで囲み、中がリングでファイルされているタイプなどがあります。
モデル用のパンプス
モデルとしては、まず黒のハイヒールがショーの仕事をするなら必要になります。黒の本皮で、ヒールは細めの8cm以上で、先に金具や模様などが付いてないものになります。
次にそろえるのが白のハイヒールです。ブライダルモデルの仕事などで必要になり、黒のパンプス同様、飾りや模様がない物をそろえなければなりません。
モデル用のかぶり
モデル用の「かぶり」とは、上からかぶる洋服を着る時に、自分のメイクが服に付かないようにする大判のスカーフのことです。スカーフの端と端を結び、三角の帽子型にして顔を覆うようにして使います。これはスチール・ショー、どちらの現場にも必要になります。
モデル用のミニスカート・ショートパンツ
ファションショーのモデルのオーディションでは、ほとんどの場合「足見せ」と書いてあります。つまり、足が見える服装で来てくださいということです。これは、モデルの足の形がきれいかどうかがファッションショーで重要なことと、キチンと歩けているかを見るには膝がキチンと伸びているかが見えなくてはならないためです。また、基本的にウォーキングのレッスンも、ミニスカートかショートパンツで行われます。
モデルの体型の補正道具
モデルの体型によって、腹巻・肩パッド・尻パッド・胸パッドなどを用意しておく必要があります。オーディションで着る服のウエストが、自分にはちょと大きい場合には腹巻をして調整したり、胸の余裕がありすぎればパットを入れて調整したりします。
モデルの仕事用のFAX
モデル事務所からの連絡にはFAXが使用されます。オーディション・仕事の時間、場所、持ち物、地図が送られてくるので、これがないと仕事になりません。
渋谷で買物をしていたら、モデル事務所の人から声をかけられてスカウトされました。というようなことは、現実にはありえないことと思って間違いありません。モデルになるためには、モデル事務所に登録し、仕事を探してもらうというのが一般的です。そのためには、先ずモデル事務所が行っている求人や募集に応募して、履歴書と写真を同封した手紙を送ってみましょう。
事務所があなたの可能性に気づいてくれれば、面接などの「二次審査」を行い、その事務所への所属が検討されますが、誰でも採用されるわけではありません。女性の場合では、身長168センチ以上、男性では、身長178センチ以上というのが、ファッションモデルの平均的な身長です。トップモデルを目指すのであれば、女性でも174センチ以上は必要になります。しかし、身長の条件は絶対的なものではないので、少しぐらい身長が足らないからといってあきらめないでください。ファッションショーモデルは背丈が必要とされますが、ファッションスチールモデルはバランスや顔立ちが重視されるからです。
こうして、晴れてモデル事務所に入ることができたからといって、すぐにモデルの仕事が待っているわけではありません。モデルになるのは簡単ですが、モデルで報酬を得るには、かなりの困難が待ち受けています。次の高い壁がモデルのオーディションへの合格です。報酬が出るモデルの仕事の場合、必ずといっていいほどオーディションが行われます。このオーディションで数多くのスタイルのよいモデルの厳しい競争の中から勝ち抜いていく必要があるのです。特に、ファッションショーのモデルのオーディションでは歩き方なども大きな要素になります。このため、通常は専門家からのウォーキングのレッスンを受けることになります。
何回もオーディションを受たり、キャスティングに行ったりすることは、モデルの宿命だと思ってください。なかなか仕事がもらえないからといって、自分にはモデルの素質がないのだと諦めてはいけません。あなたの容姿や体型に合ったモデルの仕事は何なのか、事務所の担当者としっかり話し合う必要があります。